子どもの集中力はいつまで続くの?集中力を高めるコツはなに?
小学生
子どもの集中力はどのぐらいの時間続くの?
子供の集中力がどのくらい続くかは、年齢や個人差、活動内容や環境などによって異なります。一般的に、以下のような傾向があります。
幼児期(3歳〜6歳) 幼児期の子供は、興味の対象が変わりやすいため、長時間同じことに集中することは難しいとされています。約10〜20分程度の短い時間であっても、集中して取り組むことができる場合が多いです。
小学生期(6歳〜12歳) 小学生期に入ると、徐々に集中力が向上し、長時間同じことに取り組むことができるようになります。小学1年生の場合は、30分程度、小学6年生の場合は、1〜2時間程度集中力が持続するとされています。
中学生期(12歳〜15歳) 中学生期に入ると、より高度な課題に取り組むことが増えるため、長時間の集中力が求められます。1〜2時間程度、集中して取り組むことができる場合が多いです。
ただし、個人差や状況によって集中力が変わるため、一概にどれくらい集中力が続くかを決めることはできません。適度な休憩を取りながら、自分に合った集中の仕方を見つけることが大切です。
ちょっとしたことで子どもの集中力は切れやすい
子供の集中力が途切れやすい原因は、様々な要因が考えられますが、以下は代表的なものです。
興味の持続時間が短い:子供は好奇心旺盛で、新しいことに興味を持ちやすい反面、興味が持続する時間が短い傾向があります。長時間同じことに取り組むことが難しいため、こまめに切り替えたり、休憩を取る必要があります。
集中力のトレーニングが不足している:集中力は練習で鍛えることができます。日常生活で少しずつ集中力を必要とする活動を取り入れたり、集中力トレーニングを行うことで、集中力が向上する可能性があります。
環境が刺激的すぎる:刺激的な環境下では、注意が散漫になりやすく、集中力が途切れやすくなります。適度な環境整備を行い、子供が集中しやすい環境を整えることが重要です。
睡眠不足や食事不足:睡眠不足や食事不足は、集中力の低下につながります。十分な睡眠を確保し、バランスの取れた食事を摂るように心がけることが大切です。
以上のように、集中力が途切れやすい子供には、適切な休憩や環境整備、集中力トレーニング、睡眠や食事の改善などを行うことで、集中力を向上させることができます。
子供が集中力を高めるコツ
こどもが集中力を高めるコツについて、以下にいくつかのポイントを挙げます。
1.興味を引く
子供は興味を持ったことに対しては集中力が高くなります。興味を引くためには、子供自身が興味を持っているものを取り入れたり、新しい体験やチャレンジを提供することが大切です。
2.目標を設定する
目標を持って取り組むことで、子供はやる気を持ち、集中力が高まります。
目標は小さくても良いので、達成感を得られるようなものを設定し、目的意識を持って取り組むことが重要です。
3.集中力トレーニングを行う
集中力はトレーニングで鍛えることができます。
集中力を必要とするゲームやパズル、瞑想などのトレーニングを取り入れることで、集中力を高めることができます。
4.適度な休憩を取る
長時間同じことに取り組むことは、子供にとって難しい場合があります。適度な休憩を取りながら、集中力を保つことが大切です。休憩中は、体を動かすことや、脳を刺激するような遊びを行うことで、次の取り組みに向けて集中力を高めることができます。
5.環境整備を行う
子供が集中しやすい環境を整えることも大切です。静かな場所で取り組めるように、音を遮断するためのイヤーマフや、周りを気にしなくて済むような個室空間を用意するなど、子供に合った環境整備を行うことが重要です。
6.「集中力がない」と言い過ぎない
「あなたは集中力がないんだから」という言葉を頻繁に使ってはいませんか?あまり言い過ぎると「自分は集中力がないんだ」と思い込んで、子どもはますます集中しなくなってしまうといいます。
わずかな間でも集中している瞬間を見つけたら「今、すごい集中していたね」などと、褒めてあげてください。自信をつけることが、集中力アップにつながります。
7.まんがやゲーム機などの「遊び」を取り上げない
集中力を養うにはリラックスする時間も必要です。「これが終わったら遊べる」という気持ちが、モチベーションを高めることもあります。遊びをすべて排除してしまうと、頑張る気持ちがなくなり、かえって集中力の低下を招く原因となることもあり注意が必要です。特にスマホで悩まれているご家庭は多いですが、これを取り上げたりしても正直、意味はありません。
また、成績が悪いから部活やめさせるも全く効果ありません。
以上のように、こどもが集中力を高めるためには、興味を引き、目標を設定し、集中力トレーニングを行い、適度な休憩を取りながら、環境整備を行うことが大切です。
まとめ
今回は集中のコツをお伝えしましたが、正直これをやれば正解というのはありません。上記のようなことをしても集中できない子はできませんし、なにもしなくても集中できる子はできます。
集中できな子にどうすればいいのかわからない方は
【学力向上学院 こどもの国校】にご連絡ください。
いろいろな生徒をみてきたので客観的なアドバイスができます。